一般内科
例えば、頭痛一つとっても原因は個々に違うものです。
風邪なのか? 目の疲れによるものなのか?
または精密検査が必要な重い病気の信号である場合など実にさまざまです。
そのため、どの診療科にかかれば良いのか迷うというご経験をされた方も多いと思います。
当院では内科系の疾患の診療はもちろん、「何となくだるい」「食欲がない」「ちょっと気になることがある」といった不定愁訴についても、多角的、総合的に判断して適切な診断や治療を行えるように努めております。
風邪とインフルエンザについて
風邪とは、ひとつの病気を指す正式な病名ではなく、異なった病原体が鼻やのどなどに取りついて起こるさまざまな症状の総称です。
急に体が冷えるとくしゃみが出たりしますが、これは寒さが刺激して鼻やのどの粘膜が刺激されて起こります。この場合、症状はすぐに治まることも多く、熱が出ることもありません。 しかし、その結果、粘膜が炎症を起こすと病原体が取りつきやすくなるため風邪を誘引することになります。
風邪の場合くしゃみ、鼻水、鼻づまり、せき、のどの痛みなどの局所症状は比較的軽く、普通は3日以内、長くても1週間くらいで治まります。また熱はないか、出ても37~38℃くらいです。
対して、インフルエンザについては風邪と症状が異なり、のどの痛み・せきなどの呼吸器症状とともに、高い発熱、ひどい倦怠感や筋肉痛、関節痛といった全身症状が強く現れます。
原因はインフルエンザウイルスの感染によって起こります。
また、通常の風邪よりも伝染力が高く、流行期(11月~翌年3月頃)前に早めのワクチン接種が望まれます。
メタボリックシンドローム
日本国内の女性では5人に1人、男性なら2人に1人が、メタボリックシンドロームだと言われています。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪症候群とも言われ、内臓の周りについた脂肪が多いと、体中の血管に悪影響を及ぼして心筋梗塞や脳梗塞などの命にかかわる病気につながる恐れがあるといわれています。
このメタボリックシンドロームは、生活習慣と密接に関係しています。
つまり、生活習慣病の早期発見と予防は健康で豊かな毎日の為に欠かせない事であると考えております。